歯磨き・ブラッシングについて
皆さんこんにちは、鈴木デンタルクリニックです。
今回は歯磨き・ブラッシングについてお話ししたいかと思います。
今までにも歯科医院で歯医者さん、歯科衛生士さんから聞かれているかもしれませんが、
基本は毛先を歯と歯ぐきの境目に当ててあげるようにすることです。
毛先を歯ぐきに当てる角度によっても、真っ直ぐに当てるスクラビング法と
斜め45度に当てるバス法があり、斜めの方が歯周ポケットに入りやすいのですが少し難しいので、
慣れるまでは真っ直ぐでも良いかと思います。
動かし方は縦磨きではなく、横磨きで細かいストロークの方がよいです。
実際患者さんにブラッシングを行なってもらうと、かなりの割合でゴシゴシと強い圧で磨く方が多いです。
適正なブラッシング圧は100~200gと言われています。強い圧だと逆に歯ぐきを痛めてしまうので、
やさしく磨いてあげる事も重要です。
歯磨きの回数ですが、毎食後磨くという意見から一日一回で大丈夫という歯医者の先生も
いるので、はっきりとは決まっていないというのが現状です。
ただ、寝ている間は唾液の量も減り、歯周病菌や虫歯菌が活発になりやすく、
虫歯や歯周病のリスクは高くなるので、就寝前は必ず歯磨きすることをお勧めします。
また歯ブラシだけでは歯と歯の間まではどうしても届きにくいので、デンタルフロス(糸ようじ)や
歯間ブラシといった、補助的清掃道具を使用するのも有効だと思います。
みなさんもかかりつけの歯科医院、歯医者さん、歯科衛生士さんにブラッシングの方法などを
再度確認されることをお勧めしますよ。