ドライマウスの治療法
名古屋駅、名駅の歯医者・歯科医院の鈴木デンタルクリニックです。
皆さんこんにちは。 以前ドライマウスの症状、原因についてお話ししたので、
今回は検査法や治療法についてお話ししますね。
検査法にはいろいろあるのですが、代表的な検査としては、(1)VASスケールを用いた自覚症状検査、
(2)口腔水分計検査、(3)安静時唾液量検査、(4)ガーゼによるサクソンテスト、(5)ガムテスト、
(6)RSST(反復唾液嚥下テスト)、(7)カンジダ検査、(8)シェーグレン症候群などの血液検査、
口唇生検検査、(9)放射性同位元素を用いた唾液腺シンチグラフィーなどがあります。
また診断基準として、唾液の粘性の亢進や唾液中の細かい泡の出現などで分類することもあります。
治療法は、口腔乾燥症専用の内服薬や漢方薬の投薬治療、唾液腺マッサージ、含嗽、口腔保湿剤の
使用などを行います。
糖尿病などの全身性疾患が原因なら原因疾患の治療、内服薬などの副作用によるものなら
内服薬の変更などを行います。
お口が乾いたり、喋りにくい、食べにくいなどのドライマウス症状のある方は、一度歯医者さんや
歯科医院へのご相談をお勧めしますよ。